Ubuntu 14.04 LTSを使っていて気になったバグ

※2014年4月17日、ちょっと追記。



致命的なバグには遭遇していないが、直ってほしいなぁと思うバグはいくつか残っている。

  • システム設定 > マウスとタッチパッド を初めて開いた際、マウスポインターの速度が最遅になる。
    • マウスを左利き用にしようとしたら遭遇。因みに私は左利きではない。
  • アプリを起動して複数のウィンドウを開いたり閉じたりした時に、ランチャーの▶の数が増減しないことがある。
    • これは結構イヤなバグ。気になるのでランチャーのサイズを最小の16にしておいた。
      • 結局、正式リリースまでに修正されなさそうなので、ランチャーを隠す設定にして、Dockyをインストールして左側に配置した。修正されるまでコレでいくつもり。
  • Alt + 半角/全角 でウィンドウのサムネイルがチラつく
    • ウィンドウだけじゃなくて画面上部のバーの影もチラついたりする。多用する機能なので早く直ってほしいバグ。
      • fglrxをインストールしたら再現しなくなった。オープンソースドライバーのバグっぽい。
  • 一部のフォントで、特定のフォントサイズにした時に、文字の上部が欠ける。
    • ※2014年6月3日、修正された様子。
  • Ubuntuソフトウェアセンターでdebファイルをインストールできない
    • gdebi使えばいいんだけどさ
      • 修正されたっぽい
  • DroidSansJapaneseという、中国語と日本語が混じったフォントがデフォルトになっている。
    • Androidで利用されているフォントらしい。これはFix Releasedになっているので近いうちにアップデートされるはず。

Ubuntu 14.04 betaでキーボードレイアウトを日本語に戻す ibus-mozc編

※2014年5月13日、追記。



関連:Ubuntu 14.04 の開発版を使っていて気になったバグ


アップデートして再起動したら日本語キーボードなのに英語配列になってしまったので、

sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

を実行してみたものの、再起動するとやっぱり英語配列になってしまうので、元に戻す方法をググってみたところ /etc/default/keyboard を編集する方法が見つかったので試してみたが、効果は無かった。
引き続きググってみたところ、以下のページが見つかった。

mozcの設定ファイルを直接いじることでキーボードレイアウトを変更できるらしい。
念の為、

sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

を実行して日本語キーボードを選択しておき、

gksudo leafpad /usr/share/ibus/component/mozc.xml

と実行してファイルを開き layout を default から ja に変更して再起動したら日本語キーボードに戻った。
※2014年5月13日、追記。
id:phanect さんより、 ja ではなく jp だと上手くいったとの報告をいただきました。この記事を書いた後に仕様が変更されたっぽい。
※追記ここまで。
他に console-data をインストールする方法もあるらしいが、そちらは未確認。

Ubuntuで人気のアプリ24個 GetDeb編

久しぶりにGetDebを見たらランキングが出ていた。ダウンロード数とかクリック数とかランキングとか昔からあったっけ?知らないソフトもいくつかあったのでメモ。

  1. GParted (37042 Clicks)
    • パーティション編集ツール。無いと困るが滅多に使わないソフト。何かこれだけクリック数が突出してる。何故。
  2. Brasero (14328 Clicks)
    • CD/DVDライティングソフト。k3bの方が評判良かったよね。あとwineでImgBurn動かした方が良いという意見も見たことあったような。
  3. Calibre (12457 Clicks)
    • 電子書籍管理ソフト。日本だと縁がないソフト?
  4. unetbootin (5793 Clicks)
    • ブータブルUSB作成ソフト。お世話になってます。
  5. Shutter (3507 Clicks)
  6. Songbird (3496 Clicks)
    • 音楽プレーヤー。開発終了してたはず。
  7. Avidemux 2.5 (3165 Clicks)
    • 動画編集ソフト。Windowsのaviutlの方が使いやすいような。2.6とは別のページになっているらしい。
  8. SoundConverter (3071 Clicks)
    • 音楽ファイル変換ソフト
  9. Ubuntu Tweak (2992 Clicks)
  10. Fotoxx (2756 Clicks)
  11. Vuze (2752 Clicks)
  12. Gnucash (2732 Clicks)
    • 財務管理ソフト。家計簿つけるのに使ってる。
  13. BleachBit (2552 Clicks)
    • システムクリーナーソフト。CCleanerみたいなのか?公式サイトdebパッケージの方が新しい。
  14. Transmission (1645 Clicks)
    • BitTorrentクライアント。ソフトウェアセンターの方が新しい。
  15. BlueGriffon (1518 Clicks)
  16. Frostwire (1493 Clicks)
    • P2Pクライアント
  17. Sweet Home 3D (1362 Clicks)
  18. Uget (1329 Clicks)
  19. Pidgin (1329 Clicks)
  20. 2ManDVD (1048 Clicks)
    • DVDビデオ作成ソフト
  21. Tomboy (998 Clicks)
    • 付箋ソフト。ソフトウェアセンターの方が新しい。
  22. VLC (817 Clicks)
    • メディアプレイヤー。の、の、の、ppaの方が新しい。
  23. xVideoServiceThief (771 Clicks)
    • 動画ダウンロードソフト
  24. HandBrake (766 Clicks)
    • 動画変換ソフト
  25. Avidemux 2.6 (766 Clicks)
    • 動画編集ソフト。何で2.5と別になっているのだろうか。

Ubuntuでキーボードのキーを入れ替えた

キーボードを買い換えた。

今まで使っていたロジクール メディア キーボード K200と比べると、各キーがやや小さめ。特にEnterキーと1キーが小さいのがちょっと気になるが、そのうち慣れるだろう。

買ってから気付いたのだが、このキーボードにはアプリケーションキー(メニューキー)が無く、代わりにFnキーが付いていて、ファンクションキーとの組み合わせでワンタッチキーのように使えるようになっている。

今までワンタッチボタンの類は使ったことが無く、メニューキーはたまに使っていた身としては微妙に困るので、仕方なくScroll Lockキーをメニューキーとして使うことにした。

端末を起動して、

xmodmap -pke | grep croll 
xmodmap -pke | grep enu 

と実行してキーコードを調べ、

bash -c "echo keycode  78 = Menu NoSymbol Menu > ~/.Xmodmap" 
xmodmap ~/.Xmodmap 

で割り当てを変更した。

さらにログイン時に自動的にキーの変更を設定する為に、端末で以下を実行。

bash -c "echo '[Desktop Entry]'$'\n''Type=Application'$'\n''Exec=xmodmap /home/$USER/.Xmodmap'$'\n''Hidden=false'$'\n''NoDisplay=false'$'\n''X-GNOME-Autostart-enabled=true'$'\n''Name=xmodmap' > ~/.config/autostart/xmodmap.desktop" 

ちなみにWindows 7ではKeySwap for XPを使って変更した。

参考:UbuntuでCapslockをEscキーに割り当て - adragoonaの日記

Ubuntu 13.10でConkyの背景を透過させた

関連:Ubuntu 12.10でConkyを設定する
長いこと.conkyrcを使い回してきたが、Ubuntu 12.10ではConky起動後にF5キーを押してデスクトップを更新しないと透過せず、Ubuntu 13.04ではアイコンをドラッグしないと透過しないようになるなど、微妙な不具合に遭遇し、ついにUbuntu 13.10でどうやっても背景が透過しなくなってしまったので、仕方なく設定を見直すことにした。
今までの透過は疑似透過だったので、

own_window_type normal
own_window_argb_visual yes

という設定に変更して真の透過機能を利用することにした(疑似透過との違いはConkyの背後にアイコンを置いた時に見えるかどうか)。
ただ own_window_type を normal にしてしまうと、全てのウィンドウを閉じた時にフォーカスが失われて一部のキーボードショートカット(ワークスペースの移動など)が利かなくなる(Superキーを押すなどすれば直るが)、というバグがあるので、設定を、

# own_window_hints undecorated,below,sticky,skip_taskbar,skip_pager ↓に変更
own_window_hints below,sticky,skip_taskbar,skip_pager

に変更し、CompizConfig 設定マネージャでウィンドウの装飾装飾適用ウィンドウの欄を、

any & !(class=Conky)

に変更した。

Ubuntu 14.04では↑のウィンドウの装飾の設定を変更しても効果がない。仕様が変更されたためと思われる。

さらに、この設定にするとF4キーでConkyのウィンドウを閉じることが出来てしまうため、間違って閉じてしまった時のために、自動でConkyを起動し直すスクリプトを用意した。

#!/bin/sh

# http://www.yukun.info/blog/2008/01/shell-script-kill-process.html
# http://www.yukun.info/blog/2008/01/shell-script-kill-process-2.html

firstRun=`ps -e | grep "conky" | grep -v grep | wc -l`

if [ $firstRun = 0 ]; then
    conky -p 15 &
    echo "conky15秒後に起動します"
fi

checkRun=`ps -e | grep "CONKY_RUNNER" | grep -v grep | wc -l`

if [ $checkRun = 1 ]; then
    echo "CONKY_RUNNERを起動します"
elif [ $checkRun = 2 ]; then
    #何かcheckRunの値が2になる
    echo "CONKY_RUNNERを起動します"
else
    echo "既にCONKY_RUNNERが起動中です"
    exit
fi

while true
do
    isAlive=`ps -e | grep "conky" | \
    grep -v grep | wc -l`

    if [ $isAlive = 0 ]; then
        echo "conkyは死んでいます"
        conky &
    else
        echo "conkyは生きています"
    fi

    sleep 1
done

このスクリプト自動起動するアプリケーションに登録しておけばOK。
以下は設定を見直した後の.conkyrc。ほぼ丸パクリ。

# http://1204lts.blogspot.jp/2012/12/ubuntuconky-conky-gray.html

use_xft yes
xftfont Ricty:size=12
alignment bottom_right
background no
border_width 1
default_color white
default_outline_color grey
default_shade_color grey
draw_borders no
draw_graph_borders yes
draw_outline no
draw_shades no
gap_x 5
gap_y 5
minimum_size 900 40
double_buffer yes
out_to_console no
own_window yes
own_window_class Conky
own_window_type normal
own_window_transparent no
own_window_argb_visual yes
own_window_argb_value 155
own_window_colour 1B0D18
own_window_hints below,sticky,skip_taskbar,skip_pager
stippled_borders no
update_interval 1.0
uppercase no
use_spacer none
show_graph_scale no
show_graph_range no

TEXT
以下略

Ubuntu 13.10だとRadeon HD 6670の温度が高い

Windows使っている時と比べると、Ubuntu使っている時の方がビデオカードの温度が高かったので、どれぐらい違うのか確認してみた。

  • 確認方法
    • ログイン後、10分放置した後、GPUの温度を取得できるソフトで確認。

OSWindows 7Ubuntu 13.10 beta
ドライバーCatalyst 13.9Catalyst 13.10 beta 2オープンソース
ソフトGPU-Zaticonfiglm-sensors
温度34℃42℃50℃
UbuntuオープンソースドライバーでFirefox使ってると、だいたい52℃ぐらいになる。元が高いからかあまり上昇しない。Ubuntuのfglrxの方は何かを動かすと45℃〜47℃ぐらい。Windowsはちょっと何かのソフトを動かすと40℃ぐらいまではすぐ上昇するが、Ubuntuと比べると低温度で安定。