Ubuntu 8.04でgnome-openの関連付けを変更する
※2012年10月10日追記。gnome-openは標準ではインストールされなくなって、代わりにgvfs-openが使われているらしい。
※2012年2月27日追記。Ubuntu 11.10では~/.local/share/applications/mimeapps.listを参照するようになっているっぽい。
関連:Ubuntu 11.10で関連付けを一括変更する (Ubuntu Tweak 0.6.1編)
LinuxのGNOME環境ではgnome-openというコマンドを利用できる。このコマンドはファイルを関連づけされたアプリケーションで開くコマンドで、例えばGNOMEターミナルで
gnome-open hogehoge.mp3
と実行すると、mp3ファイルを関連づけられたソフトで再生することが出来る。
Ubuntu 7.10までは、ファイルを右クリックしてプロパティを表示し、開き方のタブで関連づけを変更すればgnome-openの設定にも反映されていた(ような気がする)。
しかし8.04ではファイルブラウザで関連付けを変更してもgnome-openの設定はそのままになっているため、gnome-openで開くアプリケーションを変更する場合は、設定ファイルを手動で編集する必要がある。
gnome-openの設定ファイルのパスは、
/home/ユーザ名/.local/share/applications/defaults.list
となっている(存在しない場合は自分で作成する)。設定ファイルはテキストファイルなので、コマンドで開く場合は、
leafpad ~/.local/share/applications/defaults.list
とすればOK。設定ファイルの書式に関しては、
/usr/share/applications/defaults.list
にシステム全体の関連付けが定義されているので、それを参考にする。以下例。
[Default Applications] image/jpeg=gpicview.desktop image/png=gpicview.desktop image/x-psd=gimp.desktop audio/mpeg=audacious.desktop text/plain=leafpad.desktop application/x-flash-video=vlc.desktop
一行目に[Default Applications]と記述し、二行目以降にファイルタイプとアプリケーション名を書くようになっている。
ちなみにアプリケーション名.desktopは、
/usr/share/applications/
に置かれている。