Ubuntu 12.04で3TBのHDDをフォーマットする(GUI編)

※2014年4月16日、追記。Ubuntu 14.04の場合は以下のページを参考にする。



ディスクユーティリティ(Palimpsest)はまだAdvanced Format Technologyに未対応っぽいので、GPartedを使う。

デフォルトではインストールされていないので、ソフトウェアセンターからインストールするか、端末で以下を実行してインストールする。

sudo apt-get install gparted

GPartedを起動して対象のデバイスを選択、メニューバーの『デバイス』 > パーティションテーブルの作成をクリック、詳細をクリックしてgptを選択し、適用ボタンを押すとGUID パーティションテーブルが作成される。

続けて未割り当てとなっているパーティションを右クリックして新規を選択し、サイズやファイルシステムを選択、追加ボタンを押した後、メニューバーの『編集』 > 保留中の全ての動作を適用するを選択する。

GPartedでフォーマットした場合、マウントしてもアクセス権が無く書き込み出来ないため、自力でchmodなどを使用する必要がある。それが面倒な場合はGPartedでパーティションを作成した後、ディスクユーティリティでフォーマットする。

ディスクユーティリティを起動してデバイスをクリック、対象のボリュームをクリック、ボリュームをフォーマットをクリックし、ファイルシステムの所有権を取得にチェックが入った状態でフォーマットする。その際、名前の欄に新しいボリュームという文字列があるが、そのままフォーマットするとエラーが表示されるため、短い文字列に変更する(アルファベット推奨)。

関連:Ubuntu 10.10のpartedでGPTったメモ



今回使用したのは、だいぶ値段が下がって買いやすくなってきたST3000DM001。外周180MB/s、内周90MB/sぐらいで超速い。MAL-2435SBKU3(MAL-2435SSLU3)に入れるとWindows 7でフォーマット出来ないのが残念(クイックフォーマットは可能、Ubuntuでのフォーマットも可能)。